第83回 年明けからの厳しさが半端ありませんが

仕事の魅力

第73回第78回で月単位の私の営業の数字を公開してきましたが、今月は余りに特長的でしたので、12月後半と1月前半で分けた数字で以下の通り同じグラフを作りました。

12月後半から1月前半の平均時間単価の800円の下落は1日当たりにすると約10,000円の減収となりこの落差はインパクトとしてはとても大きなものです。

また、実車率も年末は昨年と比べ悪いながらもそこまで大きくは凹みませんでしたが、年明けは想像を絶する実車率の下落です。

もちろんアプリの鳴りが悪いのが原因ですが、手上げ率で見ても全く手を拱いているわけではありません。

そして今月に入ってからの特長は土日祝に稼げないという状況です。

第69回で9-10月の実績値で「今期の3連休の祝日の1日当たりの税抜き平均営収は63,645円、土日は59,575円、平日は51,388円です」と説明していました。

これを、1月6日以降でみると土日祝は42,697円、土日は37,395円、平日は43,700円と休みの日と平日が逆転しています。実は12月後半でみると土日は58,133円、平日は51,514円と、9-10月と傾向は変わりませんでしたので、年明けの激変ぶりは感じていただけると思います。

実は激変の予兆は1月4日の営業の結果に顕著に表れているのですが、昨年と税抜き営収他数値を比較すると以下の通りです。

2023/1/4(水)48,870円 乗務11:22 休憩1:09 @4,299 乗車28件(手上げ4件)実車率59.22
2024/1/4(木)39,700円 乗務12:41 休憩1:46 @3,130 乗車28件(手上げ11件)実車率38.20

まず、乗務時間が1:19多いのに、税抜き営収が9,170円下がりましたので、平均時間単価でみると@1,169円の大きな差となり、実車率でみても21.02違うのは全く異次元の光景です。

そして乗車件数は変わらないものの、今年は手上げ件数が大幅に増え休憩時間も1時間を大きくオーバーしていますが、第23回 で説明した「私の最強の営業方法は、「配車アプリをオンにして市内中心エリアをひたすら走る」」のようにしていればこれほど大きくオーバーすることはありません。

これは、移動しながら空いているマイナーな付待ち場所も探して、配車アプリをオンにしつつ「付待ち」するため休憩時間が増えたのですが、アプリの鳴りがここまで厳しい状況でしかもライバルの空車タクシーが多い現状では「ひたすら走る」ことだけが最強の営業方法とはいえなくなりました。

この他今のアプリの鳴らない厳しい現状から考えて、敢えて大阪市内の周辺エリアを目指すとか、逆に市内中心の混雑地域を走るとか今までのやり方と違う試行錯誤も繰り返しています。

なお今期は月の税抜き営収は883,580円と数字的にはまずまずのところですが、年明けの状況を考えれば営業の工夫だけでは限界があり、月の税抜き営収の会社の希望ラインの70万円を確実にキープするたlめには今より勤務日数を増やすことが必要で、そのために出勤時間の工夫も必要と考えています。

つきましては、出勤日数を基本週4日→週5日に戻し、出勤時間を9時固定ではなく→11時までの出勤に変更も考えていますが、自分の体調や自由な時間を考慮しながら、色々と試行錯誤を繰り返していきたいと思っています。

ということで以上となりますが、今回「年明け以降の厳しい現実についてを書こう」と思った時に、今までのブログのタイトル画面で当てはまるものがないと最初は少々焦りました。ところが、書き進めるうちにこの状況に対して対策を考えざる負えない自分と、そのために色々と試行錯誤を自分で自由にできるという魅力に気付き、タイトル画面は「仕事の魅力」に落ち着きました。

なお本心を言えば、今の状況は決してありがたくないので、「仕事の魅力」が増えている状況ではありませんし、今回主題の最後に「が」をつけたのは、この先ライドシェアの導入も含めて益々先行きが見えない状況なので、もっと厳しくなるかもしれないことも想定してつけています。

ただ、私としてはあくまで現実を受け入れて焦らず自分の出来ることを淡々と行いながら、これからもブログの発信をしていければという気持ちでいます。


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飯田さん

前職をやめて、結果としてタクシー乗務員として仕事を始め、1年程立って昼勤営業収入(税抜き)ミリオン、を達成したのを機に、このブログを始めました。
なお、「飯田さん」の名称の意味、詳しい情報、前職をやめた経緯などについては、「飯田さんの司法試験・予備試験の部屋」のサイトで掲載されています。

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