今回から営業の話にもどしていくということでおさらいをすると、第15回の私を市内に連れてって♪で私のメインの営業地域が市内中心エリアであり、そこは流しもアプリ配車のお客も多いことを理由としてお伝えしています。
そして、第13回では私の営業方法は流しとアプリ配車しかしていないことをお伝えしていますが、実は流しとアプリ配車というのは2者択一ではなく同時にできるものです。
ということは、私の最強の営業方法は、「配車アプリをオンにして市内中心エリアをひたすら走る」という単純なことになりますが、実は全くその通りです。
ちなみに、会社から乗務員へのノルマとして1日の「走行距離」を課すタクシー会社があるようですが、会社が営収を上げる施策としては理にかなっていると思います。
ここで、主題の「犬は歩かないと棒に当たらない」は私の前前職の営業として働いていたころから意識していた格言(元の裏返しの)ですが、意味としては、考えているだけでは営業の成果は絶対に上がらないので、ともかく行動することが大事で、行動していれば何か思いがけないチャンスもつかめると言うような意味で自分の中では使っていました。
なお、この言葉は誰にどのような機会で聞いたのかは全く思い出せないのですが、検索してみたところ、ブログの記事でしか見つけられませんでしたが、私だけが使っているわけではないはないことは確かなようです。
さて実際のタクシーの仕事と主題との関係ですが、「今日はアプリの鳴りも悪く、休憩時間も消化できたし、ともかく走ってお客を少しでも拾おう。」というときに、「今からは市内中心エリアをひたすら走ろう、犬は歩かないと棒に当たらないからね。」と自分を励ます言葉として使っています。
したがいまして「配車アプリをオンにして市内中心エリアをひたすら走る」という私の最強の営業手段は常にしているわけではなく、困ったときの最終手段でそれをせずに終わる日もある(今はほとんどそうです。)ということです。
ここで、困ったときというのは想定外に早く休憩時間が消化できた時のことなのですが、実は第7回の最高得点を目指すゲームのルール③休憩時間を1時間以上とること(実は奥が深い)の説明につながります。
ということで、次回はまずタクシー乗務員の休憩事情について説明したいと思います。
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