天神祭は4年ぶりの通常開催でしたが、7月25日(火)に乗務しました。
第16回で同じような交通規制のある大阪マラソンの日の乗務について書きましたが、日曜日と平日の違い、規制場所が天神祭の場合一定区域(補足すると地図の左上の阪急前が、大阪・梅田駅付近となります。)の規制ということで違いはありました。
そしてまず乗務を終えた時の最初の感想は、「いつもより格段に疲れた😢」「こんな日は乗らない乗務員が多いのは当たり前で、来年は絶対に乗務しない!」でした。
実際のところ、道は朝からいつもより混んでいる感じで、午後からはアプリが徐々に頻繁に鳴り始めて、16時以降は配車が難しくなると増えるGOの優先パスも久方ぶりにどんどん入り、第36回のアプリが鳴り過ぎるのは実はありがくないのまさしく状況で、鳴り過ぎの中でも最大級の酷い状況となりました。
このような状況での行動指針は、①手上げかUberで迎車地は近いものしか取らない。②目的地が事前にわかるDiDiは、受注を見送ると受注率が下がりランクに影響するため、ここぞというときに活用して目的地を選別して受注する。ということになります。
結果としては、通行規制付近を横切る受注は1度だけで、その1度も高速を使いましたので、規制そのものによる渋滞に巻き込まれることは全くありませんでした。
なお当日の状況として、18時半に阪急梅田駅のタクシー乗り場は、タクシーは空でお客は行列ができており、しかもこの時間で付近の道路もあまりに空いている状況は異様な光景でした。
また、19時過ぎに大阪駅付近のホテルのエントランスが迎車地で、佐川急便南大阪営業所(大正区で迎車地から8kmほどの距離)の受注をDiDiで受けました。お客さまはとても大きな荷物をお持ちになられていたのですが、お聞きしたところずっとタクシーが捕まらず、19時以降で荷物を受取ってもらえるのが、南大阪営業所だけだったということで、思いもかけず遠くまで行かなければならなかったとのことでした。
ここで私の最初の感想にもどりますが、そもそも最近は平日も土日と同じように9時出勤に変えているのですが、同じ時間勤務しても、平日の方がなぜか疲れるのを実感しています。その理由を考えると、平日の方が道路が混んでいることぐらいしか差がありません。
そして、今回のような交通規制がある場合は、更なる混雑に加え、普段でしたらアプリに呼ばれ行き先も赴くままに運転していれば済むのに対して、余分なことを考えなければならないのは、知らず知らずですが、負担が大きいと思いました。
更に、休憩時間は最後まで25分残ってしまう状況でしたが税抜き営収は56,450円で、直近の平日の7/20(木)55,830円と比べてもほとんど変わりませんでした。
ということで、「いつもよりも格段に疲れたのに、営収が変わらないのは、やってられないという思いで、来年は絶対に乗務しない!」という気持ちになった次第です。
ところで最初の感想としたのは、考え方が変わったからなのですが、変わったところは、「来年も乗務しよう」という気持ちです。
なぜなら、タクシー会社は公共交通機関として独占的な事業で成立し、私はその恩恵を十分にいただいている立場と思っています。そして、以前にお伝えした「必要な方が必要なときに利用できる制度」という私の考えるタクシーの公共交通機関としての使命に対して、自分の利益だけを考えて足を引っ張るようなことをするのは、まさに「天に唾を吐く」ようなものであることを落ち着いて考えれば気づいた次第です。
以上となりますが、第16回でもお伝えしましたが、毎年7月25日も大阪市内でのタクシー利用者にっとっては受難の日になることは間違いないのでご注意いただければと思います。
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