第55回 現状で昼勤と夜勤を考えてみると

稼ぐためには

まず、この土日の営業は税抜き営収等は以下の通りです。

2023/7/22(土)66,370 12:48 @5,185 乗車件数33件(手上げ7件)実車率62.10
2023/7/23(日)67,450 12:40 @5,325 乗車件数33件(手上げ4件)実車率64.58

特筆すべきは実車率の高さですが、土曜日はまだ前半の時間に適宜休憩時間が取れ、営業に活かせたのですが、特に日曜日は休憩が最後まで30分以上も残るくらいアプリの鳴りが朝から順調過ぎで、値上げ後初めての超忙しい日でした。

なお営収の数字で比較すると、両日ともに7/8の最高記録の時のような超長距離はなく、7/8の実車率が55.70からすると、営収を伸ばすためには高速を使った超長距離のお客を乗せることが一番であることは確かなこととは思います。

そして、これ以上お客を乗せる時間を最大化することは難しいと感じるところで、この辺りの金額が超長距離がない時の昼勤の限界と思いますが、値上げ前の感覚からすると20%くらいは上がっていて、値上げの恩恵は十分に享受できていると思います。

ここで、第52回で触れていた「今は夜よりも昼の方が稼ぎやすいのでは?」について説明したいと思いますが、そもそも夜勤が稼げるということは、第2回の時にも説明はしていましたが、感覚的には1.4倍くらい稼げるイメージでした。

そして夜勤のメリットとして順に、①10時から5時までの2割増しの深夜料金であること。②道が空いていて走りやすいこと。③超長距離客が昼間に比べて多いこと。④夕方の忙しくなる時間から、ピークの時間を中心に働くことが可能なこと。と私なりに考えていました。

このメリットについて考えるとまず、②については、土日祝日の関しては、昼間でも比較的道が空いているので、平日程の大きな差はないと思います。③については55割の影響で夜は減っていると思いますが、昼間の関空行きについては外国の方が増えている(ちなみに値上げ後の私の3回とも外国の方でした。)と思います。④については、夕方以降の夜は特に減ったような感覚があるとお伝えした通りです。

また、実際に昼間の需要を支えているのは、値上げの影響をほとんど受けていないと言える外国人の方の利用にあると思うのですが、大阪市内中心部は以前にも増して需要を多く感じています。

しかも、外国人の方のアプリの利用に関するメリットとしては、以前キャンセルされにくいということは書きましたが、それ以外にも迎車場所に待たれている方が多く待ち時間のロスが少ないこと、市内で高速を使うのも日本人に比べればOkの方が多いことが、関空行き以外にも中長距離がまずまず多いことが上げられます。

そしてこの外国人のメリットに関しては、①の深夜の時間よりも、それ以外の時間の方が享受できることは明らかです。

以上から考えると、今は値上げにより需給バランスの影響をより多く受けた夜の勤務よりは、昼の勤務の方が、精神的にも辛い待つ時間が少なく、「より安定的に稼げるのでは?」と感じている理由となります。


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飯田さん

前職をやめて、結果としてタクシー乗務員として仕事を始め、1年程立って昼勤営業収入(税抜き)ミリオン、を達成したのを機に、このブログを始めました。
なお、「飯田さん」の名称の意味、詳しい情報、前職をやめた経緯などについては、「飯田さんの司法試験・予備試験の部屋」のサイトで掲載されています。

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