さて、タイトルの前段「昼勤でもミリオン」について、少し具体的な説明をしていきたいと思います。
まずは、「ミリオン」(100万円)の意味ですが、個人の月間の税抜き営業収入のこことを言います。
実際のところ、お客さまからいただいたタクシー料金の月額の総額というわけではなくて、高速料金や消費税は差し引いた金額で、純粋に個人がどれだけ稼いだかという金額になります。
タクシー業界ではミリオンドライバーということで、一つのステータスとしての意味もあります。
そして乗務員の実際の収入については、それぞれの会社で個々に賃率(乗務員への報酬割合)というのが決まっているのですが、私の場合は63%となります。ただ、実際にはアプリやなどの手数料が3%程差し引かれますので、前の記事の説明の中では「月収ベースでは約60万円」とした次第です。
実際にミリオンを達成したのは勤務期間は12/16~1/15の間で、1日当たりの勤務時間8:30~22:00の間で平均12時間ほど、勤務日数については21日で、月の総労働時間は250時間(休憩時間含む)でした。
ちなみにタクシーの乗務員は働きたいだけ働けるわけではなく、日勤(昼勤・夜勤)の場合は月に299時間までに法律で限度があり、私自身は目いっぱい働いているわけではありません。
また、確かにタクシーの売り上げには季節性の要因があり、特に年末・年始早々は売上が上がりますが、ふた月前の10/16~11/15までの実績は、勤務日数は同じく21日で、月の総労働時間は240時間で税抜き営収が95万円まで行ってますので、単に年末年始という季節要因というわけではありません。
次に、昼勤の意味ですが、相対する意味で夜勤があります。昼勤と夜勤の違いについて、法律上はともに日勤という言葉なのですが、ともに1日の営業で原則13時間以内最長16時間と法律で定められた範囲内での勤務となります。実際のところ勤務時間帯が違うのですが、私の会社では夜間割増制度(22時から朝5時:料金2割増)の時間帯を営業時間にするかどうかというところで決まります。
また、会社の先輩でお手本となる師匠がいるのですが、その方は今は夜勤ですが、同じく12/16~1/15の間で同様にミリオン(実額もほぼ同じ)を達成しています。
ただ、総営業時間は70時間も少なく、もし私と同じ時間を働けば、単純計算でも月額140万ほどの税抜き営収となります。
したがいまして、実際には250時間という勤務時間でも時間的余力はまだありますので、年収1000万円も全然夢の話ではありません。
サブタイトルの中の「昼勤でも」の意味としては、夜勤でなくてもの意味を示していますが、深夜に働かなくてもという仕事の幅のイメージをお伝えしたかったこととにあります。
次回はタイトル後段について説明します。
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