第91回 2/25(日)大阪マラソンの日の乗務

稼ぐためには

一年前の第16回で昨年の大阪マラソンの日の乗務について書きましたが、順に説明していきたいと思います。

まず交通規制については以下の通りですが、昨年と比べて北の地域にコースは伸びて、南西の地域がスッキリしたルートになっていますが、広範囲で長時間というところは変わっていません。

そして、この交通規制を嫌って多くのタクシー乗務員が乗務を避けるのを狙い目に今年も乗務したのですが、そもそも市内中心部が9時前から規制がはじまりますので、早めに乗務する方が得策と考え出勤時間を1時間前倒して7時50分にしました。

そして運よく東大阪市からUberで呼ばれ去年は通れなかった①の今里の交差点を通って②の上本町六丁目までお客を乗せることができました。なお今里の交差点を通過したのは8時40分頃で規制開始の1時間前でしたがすでに警備員の方も待機され、乗車中もアプリをオンにしていたDiDiはこの辺りからどんどん鳴り響く状態でした。

ところで今回特にDiDiはドライバー側の有責の自己都合キャンセルは1日3回までというルールがネックになることが想定され、対策としてDiDiだけはドライバー独自の定型メッセージを事前に作ることができるので、できるだけお客様にキャンセルしてもらえるよう「交通規制のため乗車地行くことができませんのでキャンセルをお願いいたします。」という内容の文を作りました。

なおその後はUberとDiDiでそれぞれ配車を受け③新今宮駅まで送った時点で9時15分でした。なおこの後は、受注しても行けない先も多く受注後のキャンセルをしましたが、規制開始の真っただなかでどんどんアプリが鳴り、正直なところ少々混乱していました。

このような混乱の中で、Uberで乗車地が④の日本橋の南ところで呼ばれこれなら辿りつけるということで受注しました。到着時間9時31分で目的地が大阪城公園と言われ、堺筋に北上して千日前を超えればと思ったのですが、直前で通行止めになりUターンして恵比寿から高速に乗り⑤の法円坂の出口を出て左折して北上はできないので上町筋の交差点で降りていただきました。

なお高速を降りる手前でDiDiで新大阪駅行きの配車があり受注したのですが、行き先のナビが上町筋の左折のルートだったので直ぐに諦めて、キャンセルのお願いのメッセージを送りました。ただよくよく先に進んで中央王通りの森之宮の手前でUターンをすると⑥のところとわかり、お客さまもキャンセルされていなかったので、早くこの場から逃れたいという気持ちが強く、慌ててやっぱり行けますと送り迎車地に着きました。

ところが結局お客さまは現われなかったので、5分近くたった時点で無責のキャンセルをしようと確認のためキャンセルボタン押したところ、いつもは有責か無責か確認してその先に進むところ、既にキャンセル確定画面となり焦りました。なんかおかしいなと思いつつ色々確認したのですが、諦めてキャンセルを押したところ、これ以上にない速さで次の配車が入り、直ぐ近くの場所で⑦の大阪駅行きの配車があり受注しました。

なお乗車地を出たのは10時8分でしたが、そのまま堺筋を北上しては行けないので阪神高速と松屋町筋の間の北向きの一方通行に戻り、そこから中央大通りのオーバーパスに入り四ツ橋筋に抜けて大阪駅に送りました。このそばにはJR大阪駅西口のタクシー乗り場があるのですが、いつもと全く異なりタクシーは1台しか待っていない状況でした。

そしてGOが直ぐに鳴り、向かった乗車地は⑧の西天満で目的地は⑨の西本町でしたが、ここで驚いたことにGOの目的地へのナビが御堂筋の規制場所に🚫が表示され迂回ルートを示したことでした。私の記憶では昨年はGOもナビの規制を考慮していなかったのですが、今年は対応していたのに驚きました。

そして次にUberで付近の場所から乗車して⑩の天神橋6の交差点近くで11時8分に着きました。そのころ付近の道路の規制はすでに解除されていていましたが、市内に向かう反対方面は解除直後の交通渋滞がかなりひどい状況でした。

その後は、市内北東エリアでボチボチ休憩を取りつつGOで4件(途中で京橋駅タクシー乗り場から1件)続いた後、Uberで⑪からユニバーサルジャパン(⑫より更に西の端)に当たり、着いたのが13時33分でした。なおこの時タクシー乗り場に何台待っているか興味があったのですが、いつもよりはかなり少ないですがそれでも2台待っていました。

その後は規制区域に近づくことなく、18時までにGO10件とUber2件、手上げ1件で、今日はGOが凄いなと思いつつ、ようやく午前の変な挙動以降DiDiがずっと配車がないこととが気になりました。そこで、一旦ログアウトしてみて改善がなかったのですが、DiDiの端末を再起動したところ、その後は普通に配車依頼が来るようになり、DiDiが鳴らなかった疑問は解けました。なお、この間特に周辺地域ではもっとアプリが鳴った方が効率が良かったので、惜しいことをしたと思いましたが後の祭りでした。

その後は市内中心部はアプリが鳴り響く状況で、通りにもタクシー待ちの方も多く見かけ、明らかにタクシー不足の状況は続いた1日で、大台に乗るまで頑張り続け、早出しましたが帰社はいつもと変わらず21時30分となり、営業の数値は以下の通りとなりました。

2024/2/25(日)税抜営収70,290円 乗務時間13:40 平均単価@5,143 乗車件数36件(手上げ3件)実車率58.74

ところで、昨年のブログでは14時21分時点で、時間単価@3,943円と記していましたが最終の数字は説明していませんでしたが、以下の通りでした。

2023/2/26(日)税抜営収41,430円 乗務時間11:29 平均単価@3,608 乗車件数26件(手上げ5件)実車率45.73

実際のところ、本来伸びるべき後半の時間単価が伸びず、事務所の方向に振られたこともありますが、気分が乗らず通常より1時間も早上がりをしていました。その理由は、いつもに比べてアプリのキャンセルの異常な多さでしたが、その説明をすると、交通規制の話とは外れてしまうので途中経過で止めていました。

ところが、今回は規制とは直接関係ない後半だけでも迎車途中キャンセルが3件、迎車地5分以上待ちが4件(うちキャンセル2件)あり、いつもとは全く違う異常な状況でしたが、昨年のことを思い出すと後半が伸びないことも含め似たような状況なので驚きました。

ということで、本当に色々あった1日でしたが営業としてはとてもありがたい1日でした。ただ、このような私にとって嬉しい状況が続くかというとそう甘くはなく、その直後の2月27日(火)の乗務では16時まで税抜き営収13,070円で時間単価@1,867円ととんでもなく大変厳しい状況で、その後はマラソンの日とは真逆で持ち直して、最終では税抜き営収40,080円で時間単価@3,107円となりましたが、特に最初は天国に続いての地獄でしたので、需給バランスの影響の大きさを改めて痛感したところです。


応援よろしくお願いします。

登録不要で、バナーをクリックするだけでフォローできます。
飯田さん

前職をやめて、結果としてタクシー乗務員として仕事を始め、1年程立って昼勤営業収入(税抜き)ミリオン、を達成したのを機に、このブログを始めました。
なお、「飯田さん」の名称の意味、詳しい情報、前職をやめた経緯などについては、「飯田さんの司法試験・予備試験の部屋」のサイトで掲載されています。

飯田さんをフォローする
稼ぐためには業界・仕事説明四方山話
飯田さんのタクシー乗務員の部屋

コメント

タイトルとURLをコピーしました