3月24日(金)の乗務記録ですが、11:01に出庫して21:40に入庫して税抜き営収は39,090円で休憩時間込みに時間単価は@3,670円で、15時時点の税抜き営収は11,450円でした。
なお、第25回で3月16日(木)のことで、同じような時間の10:59に出庫して21:43に入庫して、最後の休憩はしかたなく21:17~21:40(23分)に会社の近くで取り、税抜き営収は41,160円で休憩時間込みの時間単価は@3,885円でしたが、15時時点の税抜き営収は17,750円でした。
ちなみに、3月16日の休憩時間が最後まで取れない状態とは、第26回で説明した休憩場所で休憩を取っていたら、アプリが比較的早く鳴りが消化できない状態のことです。実際のところ休憩が消化できないことが14時頃から予想できると、お客を降ろして近くの邪魔にならない場所を休憩場所にして、とにかく休憩時間を取ろうとするのですが、5分鳴らずに済むことはなかなかありません。
この日も、休憩時間は14時までで20分、14時以降はアプリ配車の乗車待ち時間8分と5分休憩2回の合わせて18分しか消化ができず、最後に休憩を取った理由となります。
これに対して、3月24日は1時間の休憩時間15時20分の時点で消化していました。なお、第27回で最後の5分の休憩時間を無断キャンセル対策で残す話をしていましたが、この日は配車アプリの受注が少なく予定よりも早く休憩時間が消化できたので、1時間休憩時間を消化しました。
更にこの日運が悪かったですが、第28回で説明していた②の5分経過後の私からのキャンセルと8分の乗車待ちがあり、合わせて最終的には17分も余分に休憩時間を取ってしまいました。
そして、このような時間のロスがあったにもかかわらず、15時時点で税抜き営収の6,300円あった差が、最終的には2,070円の差に縮まりました。
以上をまとめると、私のやり方では、乗務開始の前半の比較的暇な時間で、配車アプリで受注が少ないと休憩時間が増えますが、逆の見方をすれば、配車アプリの受注が少ない時は、いつもより配車アプリの待ち時間をかけて営業しているともいえると思います。
すなわち、以下の第25回でまとめて説明した
①タクシーの比較的暇な時間で、仮に迎車料金が400円かかるためお客がタクシー会社を選別して受注機会が減ったとしたら、いつもより配車アプリの待ち時間をかけて営業する必要はありますが、休憩時間が単に増えるだけの話で、私にとっては影響が少ないということです。
②そして、前半の休憩時間が増えたとしても、結局のところ最終的には今回のケースの通り、それほど大きな差はつきませんので、アプリの受注が少ない日であっても、休憩時間を活用する方法だと大きく沈まないことの説明に繋がります。
そして、この休憩時間の活用法は、昨年4月に師匠に側乗をさせていただだいた時に、師匠は15時ごろまでに休憩時間を消化するのを目標にしていることを聞いたのですが、当時の私は全く意識していなかったことで、単純に「確かに、忙しくなるまでに休憩を消化して、忙しい時間はフルに働く方が効率的だよね。」という認識でしかありませんでした。
したがいまして、休憩時間の活用法はこの大きく沈まないことを目的に始めたわけではなく、実際のところは、このブログを書き始めて色々自分の論理を整理していくうえで、まさしく「やってみて、後から結果的に気づいたこと」なので、敢えて今回の主題とさせていただきました。
なお、このブログ全体を通して言えることですが、もっともらしく私が説明していることは、このようなすべて後付けの論理です。
これは、第5回で説明した、目標に向けの最大限の努力の「常に自分の頭で考えて実行する」をしてきた結果で、今思うと「実行して、常に自分の頭で考える」の方がより適切とは思うのですが、実行した後に検証して気づいたことです。そして、更に今回のようにブログを書くことにより人に伝えるという作業を通して気づいたことについても、説明していることをこの機会にお伝えさせていただきます。
さて、次回は第26回で触れていましたが、私の休憩時間の実際の消化の仕方の思考過程について説明していきたいと思います。
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