第9回 タクシーの仕事は毎日が筋書きのないドラマのようなもの

四方山話

上記も私がこの仕事を始めたころの感想ですが、まさしくこの言葉を表す極めつけの話が、このブログを公開し始めた、2月13日(月)の営業の日にありましたので、今回はこのお話をしたいと思います。

なお予めお伝えしますが、緑字のところは、改めて説明の機会や、後の説明を通して理解ができるようになると思いますので、なんとなくで読み進めていただければと思います。

ことの始まりは、まず13時30分頃大阪梅田にあるリッツカールトンホテルに配車アプリDiDiで呼ばれて外国の方でしたが、行先は関西空港!でした。

実際のところ、関西空港にお客さんを送ったのは、数えるほどしかなく、これが私にとっては5回目のことでした。

ちなみに大阪では、55割という乗車料金が5,000円を超えると、以後の運賃が50パーセント割引という制度がありますが、距離は52㎞で高速を使い乗車時間は45分で、高速代を除き税込み料金は11,600円なので、時間単価で考えても効率的で嬉しいお客さんであることは確かです。

そして、帰りの高速代は乗務員の自己負担で、使うかどうかは自己判断となりますが、関西空港から堺市まで高速(料金は1,000円ほど)で帰り堺市で1件営業した後、やっと大阪市の南の住之江区に15時30分頃戻ったところ、今度は配車アプリGOで住宅地に呼ばれ、行先がなんと再び関西空港!!でした。

こんな出来事は、全く想像もできないような話で、それこそ、ドラマでこのような場面を描いたら、大阪のタクシー乗務員からそんなことはあり得へんで!と総突込みをされそうな話です。

主題の意図は、実際にタクシーの仕事をしてみると、何か狙ったところで、ほとんどのことは自分の想定していない結果の連続で、1日は終わるということを意味しています。

そして、筋書きのないドラマだから、タクシーの仕事は面白いという面もありますが、営業の視点で考えると大事なポイントでもあります。

ちなみに、この日は、乗務時間10:54~21:21(10時間27分)で乗車件数20件、税抜き営収44,470円、時間単価@4,256円でした。

この時間単価は決して悪いものではありませんが、これだけの長距離乗車を比較的稼げない昼間の時間に2回も得られ、しかも高速を使って戻ってきているうえに、最後まで休憩時間を消化できないくらいに、以後もそれなりに忙しかったのですが、今までの最高時間単価@4,839円には遠く及ばない結果でした。

以上となりますが、次回は話を戻し、ゲームの魅力についてお伝えします。


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飯田さん

前職をやめて、結果としてタクシー乗務員として仕事を始め、1年程立って昼勤営業収入(税抜き)ミリオン、を達成したのを機に、このブログを始めました。
なお、「飯田さん」の名称の意味、詳しい情報、前職をやめた経緯などについては、「飯田さんの司法試験・予備試験の部屋」のサイトで掲載されています。

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