新人タクシーの乗務員は、独り立ち前の最後の研修として3日間の側乗研修があります。
先輩乗務員(指導員)とともに、実際にタクシーに乗務し営業をしながら、手ほどきを受ける研修になります。
私の時には3日とも同じ指導員でしたが、今回は3日目だけですが、初めての指導員の立場での研修ということを、2月18日にさせていただきました。
私の指導員だった方からは、乗務員としての仕事のイロハから、心得まで、レジュメ付きでみっちりと教えていただき大変感謝をしていましたが、自分ではそこまでの準備もできていないので、3日目ということで、補完的にお伝えできればということで考えていました。
そして、このお話をいただいたとき、自分の当時を振り返りながら、実は私の指導員だった方もブログで発信されているのですが、たまたま最近の記事で3日目に側乗指導されたものがありました。
そこには「予定していた課題を全部こなすこと」とさりげなく書かれていましたが、あの時そういえば自分はなかなか出された課題をクリアできずに落ちこんでたな、という記憶も蘇ってきて、当時の自分の未熟さを思い出しながら当日を迎えました。
そして今回担当させていただいた新人乗務員さんは私より10歳程年下で、タクシーの仕事は全く初めてという方でしたが、何より驚いたのは、側乗研修3日目にして、お客の乗降から、安定した運転で、配車アプリも使いこなされて、すでに堂々とした乗務をされていたことです。
お聞きしたところ、大阪市内の土地勘はある程度あり、車の運転の経験値も一般の人よりは高いものをお持ちとのことでしたが、当時の自分と比較すると一番の違いは落ち着きだったなと改めて気づく機会となりました。
なおこのブログでは、仕事を初めた頃の私の経験についても今後お伝えして行く予定ですが、次回はタクシーの実際の営業について説明していきたいと思います。
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