毎月まとめていた実績のグラフについて半月のデータも一部ありましたが、この機会に1か月単位に修正ししました。また、6/16以降は暫定的ですが昨日までのデータを加え、通算2年分のデータで前年と比較できるようにしました。
こうしてみると時間単価は3-4月で急回復しましたが、それ以外の月は今年に入ってからは同水準で推移しています。また昨年の5月31日からタクシーの料金は値上げされていますので、実際の落ち込みが正確に反映され、まだ6-7月は5日分の暫定の数字ですが大きく変動することはないと思います。
実車率は時間単価と相関してきましたが、今年の5-6月は乖離がありました。時間単価が上がるのに実車率が下がる場合として、以前も少し説明しましたが片道の区域外の長距離がある時なのですが、5-6月が特に多かったことまでは検証できていません。
手上げ率については、アプリも鳴らず手上げも取れない時が時間単価の最低値になりますので、時間単価とは必ずしも相関関係はないのですが、1年前から繋げて考えると大きな変化は感じられると思います。
次に大阪でのライドシェアですが、以下の記事の通り5月31日から始まり、私の乗務する時間とは土曜日の16時から20時までが重なります。
大阪府でも「ライドシェア」スタート 金曜・土曜日限定で運行 万博見据え“規制緩和”求める動きも(ABCニュース) – Yahoo!ニュース
しかしながらこれまでに3日乗務しましたが、右上にライドシェアと掲示している車は一台も見かけることなく、全くライドシェアの存在を感じないというのが私の実感です。
また売り上げへの影響についても、そもそも土曜日のその時間はライドシェアが始まる前からアプリの鳴りの悪いのは普通でしたので影響は全くわかりません。
ちなみに、一昨日の6/22(土)のその時間は市内周辺から中心に戻った19時には雨のせいか、アプリが鳴り止まない状況でした。
私は第36回 アプリが鳴り過ぎる時は実はありがたくないの表題にもある通りよくこの言葉を使うのですが、スマホの画面を録画出来たら具体的な状況をお伝えできるのにと、この時ふと思ったのですが、どうやらアプリを入れないと上手く録画ができないことがわかりこの日はあきらめました。
そして翌日曜日も雨の予報でしたので、帰ってから画面録画アプリをインストールしておいたのですが、この日も市内中心部から外れて戻った20時20分頃は土砂降りの状況で上手くアプリの鳴りやまない状況が録画できました。
これは自分のスマホにインストールしているUberの受注画面ですが、配車依頼が入ると受注音とともに画面が切り替わり、迎車地までのルートと「〇分後に到着」と到着時間が表示されます。
枠内左上白抜きのTaxiのところにタイマーのような表示がされますが、時間内に、青抜きの承諾ボタンを押すと受注となるのですが、放置するか、右上の×ボタンを押すと受注画面に戻ります。
この2分間はお客を既に乗せて移動中だったので見送っていたのですが、同じ人の繰り返しでないと思われる配車依頼が14件ありました。もちろんDiDiやGoも、受注を開始すると即鳴り状態ではありましたが、Uberの受注画面だけでもアプリが鳴りやまないとう実感はいただけると思います。
最後にDiDiですがこの6月よりアプリが新しくなり、ログインのために携帯番号だけでなく、個人のE-mailアドレスの登録が必要となりました。
またアプリの更新に伴い、今まで配車依頼が届く時点で今までは迎車地までの距離しか分からなかったのですが、Uberと同じように迎車地までのルートも地図に表示されるようになり、迎車地到着後もUberに倣い5分のタイマーが表示されるようになったので、この点はドライバーにとってはありがたい改善となりました。
DiDiの更新の意図が、ライドシェアへの対応のためなのか理由はよくわからないのですが、いずれにしても、ドライバーがより使いやすくという姿勢は十分感じられ、もともと目的地もわかり、受注を見送ってもペナルティはないので、以前と変わり特に配車アプリの鳴り過ぎる日にDiDiが一番使いやすいアプリとなりました。
以上、今回は私の実態を通したタクシーの現状をお伝えしました。
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