今回は予定を変更したいと思いますが、きっかけは前回のブログで全く主題の視点が全く欠けていたのに気づいたためですが、前回ブログでその後気づいたことも含め説明したいと思います。
東京の昨年11月14日からの値上げについて、今「東京タクシー値上げ」で検索してみるとNHKの「東京23区などのタクシー運賃 きょうから値上げ 初乗り500円に」の記事のように初乗りが420円から500円に上がったこと、15年ぶりの値上げが大きく記事になっています。
ちなみに値上げ率はほとんどの記事では書かれていませんが、日経の「都内タクシー、14日に値上げ 上昇率は89年以降で最大」の記事をみると上昇率が約14%と書かれています。
なお実際の金額については、初乗りは420円(1,052km)→500円(1.096km)で、加算運賃が233mで80円→255mで100円で、記事にはありませんが値上げ後の時間料金は、1分35秒で100円加算されます。
ここでまず気づいたのは、大阪の値上げ後の料金は東京と変わらないという現実ですが、値上げ率についてもう少し見て行きたいと思います。
ここで、日経で書かれている値上げ率は初乗り金額の距離当たりの運賃から14%(500/1.096/420×1.052)から計算でき、加算運賃の値上げ率も同様な方法で計算すると14%(100/255/80×233)と変わらず、約14%の値上げは計算できることに今回の記事を書くことで気が付いたのですが、そうなると値上げの幅が大きく異なり私の前回の記事が???となってしまうことに気が付きました。
どこの計算が違うのかというと、上記の100のところが値上げ額の20円を入れているだけの違いですが、私の計算の感覚は時間料金の方が今まで241m(前回の記事は1m修正しています。)で80円もらっていたのが260mで100円(25%値上げ)した料金を貰えるようになり、ただ若干距離が伸びたので調整したということであくまで25%値上げしたことをベースで計算していました。
同じような計算の時間運賃の方がイメージは湧きやすいと思いますが、今まで90秒で80円だったものが、たった5秒伸びだけで100円に値上げされれば、やはりベースは25%の値上げと考えないと体感とは違うと思います。前回は私は24%(20/80/95X90)としましたが、同じように時間当たりの単価で計算すると18%(100/95/80×90)の値上げとなりますので、こちらの計算では値上げ後価格から値上げ率を計算している感じになると思います。
なお補足ですが、初乗り料金は私は10%と値上げの計算(距離は前回の記事を1m修正しています。)していましたが。これを距離当たり単価で計算でし直すと17%(500/1.04/600×1.459)の値上げとなり、こちらは値上げ率の数値は逆に上がりますが、短い距離の値段はそんなに上がっていないという感覚なので、体感とのずれは同じく感じるところです。
ということで、 距離単価から計算することの根拠があることが分かったので、前回のマスコミに対する批判はここで訂正させていただきます。
ちなみに前回の引用したYahooのニュース記事は今見ると削除されていますが、他では日経の記事は丸く10%以上という値上げという表現となっていますし、こちらのNHKの記事は正確に「1キロあたりの運賃がおよそ15%(600/1.3/680×1.7)、引き上げられます」と初乗り距離を短縮していない普通運賃の値上げ率ですが、正確に報道はされていました。
今回は以上となりますが、「34歳タクシードライバー「世間がいう底辺職の給料」は月収60万円…驚愕の“稼ぎ事情”」について書こうと思ったら、この方は東京で仕事をしてるよね→そういえば東京ちょっと前に値上げをしたよね→東京は値上げしても特に問題なかったようだよね→東京の値上げの実態はどうだったのかな→そこから考えると大阪のこの先も想像しやすいな→それならブログを書く順番を変えたほうがいいよねということで、ブログの内容を変更しました。
実際のところは、東京の値上げについて書いたところで、値上げ率の計算方法の違いに気付き、前回のブログの補足が必要となった次第ですが、次回はこの続きを書いていきたいと思います。
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