第113回 大阪天神祭の日の乗務(その2)

仕事の魅力

昨年の7月25日の乗務のことは第56回で書きましたが、今年についても記録として書き残した方が役に立つと思い、地名はイメージしにくい方もいるとは思いますが、特に説明せずに書きますので予めご了承ください。

まず当日の規制ですが以下の通り昨年と同じです。

順に当日朝から説明していくと、事務所を出庫したの10:51でしたが、事務所内でGOが鳴り、その後GOが2回続き、いつもとは違う大阪市の中環の南端の長吉川辺3の交差点を渡って、中環内に入りました。

そして近くにある喜連西の公園に着いたのが11時35分でした。普段はこの場所で長くは停らないのですが、当日は休憩消化不足が見込まれたので、アプリが鳴るまではじっと我慢のつもりで、21分経過後にDidiが鳴り移動しました。

そのお客は住吉区清水ヶ丘3まで送り、到着少し前に受注しっぱなしのUberが鳴り清水ヶ丘2から中央区南船場3までの税込み5,000円の嬉しい市内に連れてって♪の大当たりに合いラッキーでした。

その後はアプリはボチボチ鳴るぐらいの状態でしたが、13時半ごろ四ツ橋筋を走るといつもとは違い、タクシー待ちのお客を多数見かけたのでタクシーの台数は足りていないと感じました。そこで、ともかく休憩時間取得を優先で、15時前には残り5分まで消化はできました。

そして15時35分に大淀中2からご乗車で、天満2まで行ったのが規制が始まってからの最初にご乗車でした。まず大阪駅前から扇町通を通りましたが、渋滞とまでは言いませんが、一信号は余分にかかり、この時点でいつもより混んでいました。

そして、扇町交差点を右折して予想通り南森町の交差点を先頭に渋滞していましたが、手前の帝国ホテルに向かう道で左折しましたので、渋滞に巻き込まれず天満橋筋に出ることができ、天満橋筋も全く混んでいなかったので天満橋の手前までスムーズに送ることができました。しかも下車していただいた場所に、タクシー待ちの方がおりそのまま北堀江1までとラッキーでした。

そして危険地帯を脱出と喜んだのも束の間、今度は南堀江3から天神橋3のお客を拾いました。ただ、肥後橋と桜橋の交差点の渋滞を避けながら、22分で到着でき最善と思われるルートで行けたと思っています。

下車いただいたのが16時43分でしたがこの時にはどんどんアプリが鳴る状況で配車を選べる状況になってきていました。そして、まだ天神橋筋が全然混んでいなかったのと、お客に言われて一つ勉強になったのが東天満の交差点を北側から来て右折して、一つ目の角を左折して、またすぐ左折すると方向が変えられということです。規制案内図の通り、南側は通行規制区域なのですが、道さえ通れれば、その当たりは警備員の方に伝えれば柔軟に対追してくれるということです。

その後は、中之島5までうまく脱出できたのですが、その後堂島浜1にお客を送り、次の中之島2のお客を迎えに行きました。そして以下は御堂筋大江橋上で17時55分頃撮った写真ですが、神輿を担いだ方も含めた行列で、大阪市役所北側に向かって練り歩いていました。

これを見てようやく、天神祭というと屋形船と花火のイメージが強かったのですが、黄緑色の19時30分まで規制の意味が理解できました。

次のお客の目的地は新大阪駅でしたが、着く少し前に、Uberでまたまた新大阪駅お迎えのお客を受注でき、しかもいつもは新大阪駅の1階まで、ぐるりと回るとことろ、その外国人の方は2階のタクシー降り場で私を待ち構えてくれていたので、直ぐお客を拾うことができました。

そして何よりここで驚いたのは、新大阪駅で待ってるタクシーが完全に0という、初めて見た光景(もちろんお客は多数お待ちしています。)でした。

といことに驚きつつ、このお客様の目的地が天満橋の南詰のところでしたので、土佐堀通で西から向かうか、天満橋筋を通り北から向かうか迷いました。そう考えつつ何気なしいつもの通り新御堂に入ったのですが、結局北側ルートを選んだので、下道が混んでいた状況を考えれば新御堂ではなく長柄橋ルートで行くべきでした。

ということで、何とか抜け道を通りつつ天神橋筋に入ったのが18時15分頃ですが、源八橋西詰当たりから大渋滞に巻き込まれてしまいました。ただお客さんに恵まれ、見兼ねて目的地を南森町に変更してくれたので、右折して中抜けできて助かりました。おまけに、下車いただいたところで次のお客が拾え、目的地が大淀中5と浦江公園近くの場所に行けとてもラッキーでした。

浦江公園に着いた時点で18時48分でしたが、この時はアプリが鳴り止まない状況で次の配車は迎車地、目的地とも良いものを狙うつもりで、トイレ休憩も兼ねて残り5分の休憩を取ることにしました。

ここで配車時に目的地もわかるDiDiを優先的に見ていたのですが、納得いくものがなく5分経過したので、GOの受注も始めたところGOも直ぐ鳴り受注したところ、海老江2と少し迎車の距離はあったのですが、大阪市内中心とは逆方向なので、市内中心に向かえばその分料金も稼げると思い、そのまま向かったのですが、行き先が千鳥橋付近ということで、市内中心とは全く逆方向でした。おまけに、そこで下車いただいた場所でお客さまが拾えたのですが、更に酉島1と郊外に飛ばされました。

ここまで来ると、先ほどのアプリの鳴りやまない状況とは全く異なり別世界になったのですが、後で調べるとお客を酉島1で降ろしたのが19時18分で次のお客を野田6で乗せたのが19時35分と決して長い時間のわけではないのですが、その時は恐ろしく長い空白を感じていました。

その後は、天神橋筋沿い近くからの配車依頼が、少し近づくだけで遠くからでもどんどん入る状況でしたが、受注は見送り市内をボチボチ営業して21:27に事務所に戻りました。

結果は税抜き営収が52,440円と11時出勤にしては上出来で、平均時間単価も昨年と比べて@500円UPしました。なお、高速、超長距離がなかったにも関わらずこれだけ数字を伸ばせたのは、需給バランスのおかげと、休憩時間をうまく消化し、渋滞を回避できたことにあると思っています。

ということで来年も是非大阪天神祭の日は乗務したいということで、備忘録として書かせていただきました。


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飯田さん

前職をやめて、結果としてタクシー乗務員として仕事を始め、1年程立って昼勤営業収入(税抜き)ミリオン、を達成したのを機に、このブログを始めました。
なお、「飯田さん」の名称の意味、詳しい情報、前職をやめた経緯などについては、「飯田さんの司法試験・予備試験の部屋」のサイトで掲載されています。

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