5-6月期の前年同期比が僅かですが前年比を上回りました。


実車率も同様な傾向で僅かに上昇しています。
ちなみに1日当たりの平均乗務時間は昨年が12時間31分に対して今年は8時間52分と大幅に少ない時間となっています。
現在月と金を休みを基本にして、毎朝YouTubeを配信してから出勤するという状況で、出庫時間は基本は平日は14時で土日は11時です。14時が基本なのは22時までの8時間勤務だと休憩時間を45分に短縮できるからですが、14時にも間に合わない時は16時に出庫して6時間勤務であると休憩なしで行けるので時間単価で考えると効率があがることにもなります。
ただ、休憩時間抜きの時間単価で計算すると昨年が@4,411円今年が@4,464円なので、休憩時間の影響はあまりなく、やはり1日の大阪市内までの往復のロスを考えると1日の平均乗務時間が長い方が時間単価は上がりやすいことは明らかなので、状況が昨年よりは上回っているのは実際のところと思います。

今回特徴的だったのが、2025/6/12(木)に78.6%(平均時間単価@3,238。)とこれまでの過去最高の60%くらいと比べて、とんでもなく過去最高の数値でした。
同じ期間の中でも1番高いのが2025/6/1(日)の4.5%で平均時間単価@4,681ですので、手上げ率と平均時間単価に一定の相関性はあります。
ただ最近は日によってかなりばらつきがあるのも事実で、期間全体の平均の手上げ率についてはあまりい意味のない数字になっているのが現状です。
ところでサブタイトルの値上げの話ですが以下の通り6月3日付ですがニュースが流れていました。
「大阪府内のタクシー運賃をめぐっては、人手不足が続く中、運転手を確保するための人件費や燃料費の上昇に加え、新しい車両への更新も重なるなど、経営環境が厳しくなっています。」
「こうした中、車の台数ベースで大阪府内の事業者のおよそ7割から近畿運輸局に対して、値上げの申請が行われました。」
「これを受けて運輸局は、直近のデータとなる2023年度における事業者全体の収支状況が赤字となっていることなども踏まえ、事業者から申請されていた値上げを許可したということです。」
この記事を見る限り2023年の大幅な値上げに関わらず経営が厳しいというところですが、人手は余るほど集まっているのにおかしな話だなというのが私の感想です。
皆で渡れば怖くないの業界で、そもそもタクシーを利用することが贅沢で余裕のある方がほとんどですので、特に昼間は値上げをしても需要に影響ありません。
7割の事業者が申請ということで、私の会社が申請しているのか確認はしてませんが、私の立場としては値上げしてくれた方が時間単価は上がるので助かります。
しかしながら一国民の目線で見ると経営努力がいい加減な会社も救済していく仕組みはいかがなものかという思いです。
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