いつもの数字ですが以下の通りですが10月後半はV字回復し、前年同期比も昨年の値上げ後わずかですが初めて上回りました。
そして手上げ率が特徴的なのですが更に上昇しています。
以上をまとめると決してアプリの鳴りが良くない状況にもかかわらず、営収だけが大幅に上昇しているということですが、１日当たりにすると、前期は１日当たり税抜き平均43,718円が10月後半は52,279円ですので、感覚が全く違うのがお分かりいただけると思います。
そしてそれを裏付けるような日が先の日曜日だったのですが以下の通りでした。
2024/10/27（日）68,310円 12:37 @5,414 乗車件数31件（手上率51.6％）実車率55.30
極めて特徴的だったのが以下の通り前半で、大阪市内に向かう東大阪市まではアプリは2回受注できたのですが、その後は13時過ぎのUberの外人さんの京都行が当たるまでの3時間、アプリが1回も鳴らなかったことです。（左から４枠目の「迎」の「１」がアプリで呼ばれた印です。）
また19時以降はアプリが鳴るようになって、以下の通り絶妙の繋がりで19時以降記録的な売り上げの数字になりました。（この間税抜き計18,310円で時間単価で＠9,000円以上）
ちなみに直近の関空に行った日は以下通りで、50㎞クラスの超ロングが引けると数字が跳ね上がるのかというと、この日はアプリの鳴りが悪かったのですが、そもそも手上げも取れない状況で乗車件数も大幅に少なく、実車率も極端に低く営収は全然伸びていません。
2024/10/14（月祝）47,300円 12:48 @3,695 乗車件数19件（手上率42.1％）実車率39.10
そして前期の雨でアプリの鳴りが良かった最高の営収の日は以下の通りですが、特に手上げ率は全く傾向が違います。
2024/9/22（日）62,840円 12:25 @5,061 乗車件数34件（手上率14.7％）実車率58.02
また第117回で紹介したとても驚きだった以下の日と比べても、営収金額や乗車件数は近いのですが、手上げ率と実車率は大きな差があります。
2024/9/15（日）67,590円 12:34 @5,379 乗車件数33件（手上率37.5％）実車率59.27
ということで、主題に「なぜか」をつけたのは、決して肌感覚でタクシーの需給環境が良くなってきているわけではなく、色々偶然が重なり特別な日があったことも大きな要因といえるので、この上昇傾向が続くのか今一つわからなかったためでした。
ただ、全体として数字が上がった要因として、今期の出勤予定日数が休みの都合で16日しかなく、そうであると1日当たりの営収が前にもまして上げなければならなく、より自分の意識を上げたことは確かでした。そのためか１日の営収の最低ラインが45,000円を維持できたのも大きいと思っています。
また「気持ちが折れることなく淡々と最後まであきらめない」というのも大事なのですが、この厳しい状況になってからは午前の営業を大事にして、大阪市内についたら休憩時間を消化しつつアプリの鳴りを待つという以前のスタイルを改めるようになり、午前は出来る限り休憩は先送りにして走り回るようにしています。理由は感覚的に午前が流しが拾いやすいのと、アプリの鳴りが悪いので午後でも余裕で休憩が取りやすいからです。
上の表の10月27日の実際の営業の表を見ていただいて午前は走り回っているのがわかると思います。実際のところ11:07～11:17に千日前1で大阪市内で１回休憩は取っていますが、タクシーの付待ち場所で、1台も待っていなかったので停車したためで、アプリ待ちの休憩消化ということではありません。
なおこの付待ちの判断は、10分待ってもお客を拾えず、後ろには別のタクシーが続いて待っていたのですが損切りと考えて移動しましたので付待ちとしては失敗でした。ただこのような判断の失敗があってもトータルで考えればとんでもない日になることがあるので、常に「淡々と」が大事であるという一例にはなると思います。
今期は残り８日が出勤予定で、自信があるかといえば確信はないのですが、ただ自分のできることを「淡々と」続けていきたいとは思っています。
コメント